箱根 彫刻の森美術館

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彫刻の森美術館 News 2016



 2016.4 - 2017.3
 展覧会・イベントスケジュール



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展覧会カレンダー

企画展

本館ギャラリー

横尾忠則 迷画感応術


《At Box Roots》 2016年 キャンヴァスに油彩 撮影:木奥惠三
3月19日(土・祝)~8月28日(日)

横尾忠則の様々な芸術家を主題とする作品を集めた展覧会です。本展では、芸術家たちへの敬愛とエスプリに満ちた作品を公開し、時空を超えて広がるヨコオのアート・コスモスを紹介します。作品の主題となっている作家は、ピカソやデュシャン、デ・キリコ、ピカビアなど。世紀の芸術家や名画を前に心を開き、迷い戯れ、時には批評する様子から、横尾の絵を描く歓びや信念が伝わってくるでしょう。巨匠たちとの交感を通して横尾芸術の核心に迫ることを目指し、さらに美術史を知ることの楽しみを提供します。

略歴


撮影:松元絵里子
横尾忠則(よこお ただのり)
1936年、兵庫県西脇市に生まれる。1960年代からグラフィックデザイナーとして、日本の前衛シーンやポップ・シーンを代表する存在として活躍。1972年にニューヨーク近代美術館で個展を開催。1981年に画家宣言を行い、画家に転向し、日本の大衆社会の中で絵画を独自の形で展開してきた。近年の主な個展に、カルティエ財団現代美術館(2006)、世田谷美術館/兵庫県立美術館(2008)、金沢21世紀美術館(2009)、青森県立美術館(2013)、霧島アートの森(2014)がある。2012年に横尾忠則現代美術館、2013年には豊島横尾館が開館し、横尾芸術の全貌を見直す機会を提供している。2015年、第27回高松宮殿下記念世界文化賞絵画部門を受賞。作風やモティーフを変えつつ「死と生」の視点から、今も質量ともに圧倒的な作品を作り続けている。



《CAR-leidoscope》 2016年 撮影:木奥惠三
横尾の数々の絵画を生み出した、紙皿を使った絵画パレット。ヨコオはパレットもひとつの「作品」と捉えており、作品と表裏一体ともいえます。そのパレットで覆われた、メルセデス生まれのシティ・コンパクト〈スマート〉が、「走るアート」となって登場します。

 
絵画パレット


本館ギャラリー
緑陰ギャラリー

篠山紀信 写真展 KISHIN meets ART

9月17日(土)~2017年4月(予定)

1950年代後半から今日まで、第一線を走り続ける写真家・篠山紀信。ヌードや都市風景、スターたちのポートレイトなど、次々と発表される写真は時に物議を醸し、彼の用いた「激写」は流行語にもなりました。驚異的なスピードとエネルギーで、テーマやジャンル、手法も多彩に変化させながら、鋭い嗅覚で「いま」を撮り続けてきました。一方、篠山は、これまで数多くの画家や彫刻家などのアーティストと交流をかさね、その素顔や作品の生み出される仕事場を撮影してきました。本展覧会はテーマを「アート」に絞り、これまであまり公開されることのなかった、篠山とアートの出会いを切り取った瞬間=“KISHIN meets ART”を一挙に公開します。彫刻の森美術館だけで実現する、篠山紀信ならではの感覚で表現される写真世界 “KISHIN meets ART”をお楽しみください。

略歴

篠山紀信(しのやま きしん)
1940年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。在学中に広告制作会社ライトパブリシティに入社、68年フリーとなる。66年日本写真家批評協会新人賞。73年『女形・玉三郎展』で芸術選奨文部大臣新人賞。76年ヴェネチア・ビエンナーレ日本館で個展「家」を開催。80年『135人の女ともだち』で毎日芸術賞など次々に多くの賞を受賞し、その活動は常に社会的な話題を提供し続けてきた。人物写真では三島由紀夫、山口百恵、宮沢りえ、ジョン・レノンとオノ・ヨーコなど、時代を代表する人物を撮り、「激写」や「シノラマ」など新しい表現方法と技術で、時代を切りとっている。また、バルテュスやイサム・ノグチ、横尾忠則など数々の現代芸術家のポートレイトも手がける。近年はデジタルカメラで撮影した写真と映像の新しい表現「digi+KISHIN」を展開。2012年より熊本現代美術館をはじめ、日本全国の美術館にて『篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN』が巡回している。
  
常設展

緑陰ギャラリー

コレクション展 「日本の風景 日本のわざ」

2月20日(土)~9月4日(日)


川瀬巴水《見南山荘風景 (箱根) (五) 》

多田美波《究》
彫刻の森美術館では、日本の美術作品も収集しています。今回は、日本の風景を描いた版画、日本画の作品を中心にご紹介します。またコレクションの中から、日本のわざを感じさせる金属工芸、ガラス工芸、書の作品もあわせて展示します。版画では、江戸時代末期の歌川広重の《箱根七湯図会》と、大正・昭和期に日本的な美しい風景を叙情豊かに表現した川瀬巴水などの箱根の風景をテーマにした作品をご覧いただきます。金属工芸では彫金の帖佐美行、ガラス工芸では岩田久利、書では近代詩文書を提唱した金子鷗亭や鈴木小江、町春草の作品。さらには、光彩あふれる優美な抽象造形の作品で知られる多田美波のステンレス彫刻といった彫刻専門の美術館ならではのコレクションもお楽しみください。

マルチホール

近代彫刻にみる革新  ~コレクションより~


会場風景 撮影:長橋 睦

ウンベルト・ボッチオーニ《空間の中の一つの連続する形》、コンスタンティン・ブランクーシ《接吻》、アルベルト・ジャコメッティ《腕のない細い女》、メダルド・ロッソ《病院の病める男》など近代彫刻のコレクションより13点を展示します。

マルチホール

What’s Sculpture? 彫刻って何だろう?


井上 涼 《3年3組 彫刻クラス》 2015年 アニメーション 撮影:長橋 睦

木で彫ったもの、金属でできたもの、人の形をしたもの、何の形かわからないもの、怖そうなもの、楽しそうなもの。これらは全て、彫刻家が作ったもの。美術館にあるさまざまな彫刻を楽しくわかりやすく紹介します。「彫刻って何だろう?」の答えがきっと見つかるはずです。


トピックス 2016年5月、映像等を使用して彫刻作品の”らしさ”や、ふるまいなどをテーマとした内容にリニューアルする予定です。