箱根 彫刻の森美術館

常設作品紹介

アメデオ・モディリアーニ

アメデオ・モディリアーニ(イタリア、1884-1920)

「頭部」1911-12年頃

ブロンズ、72×22×29㎝

モディリアーニは、ブランクーシから石の直彫りの技法を指導され、多くは石灰石による、縦に細長く引き伸ばされた頭部やカリアティード(女人像柱)を制作した。アフリカの部族彫刻の単純な力強さに大きな影響を受け、写実的細部を全て剥ぎ取った彫刻を作っている。もともと石に彫られたこの《頭部》は表面に粗削りな手触りを残し、まるで柱になった古代の神のようにどこか超越した存在として浮かび上がってくる。