2013年12月10日
市橋織江展の会場となる本館ギャラリーは、1969年に開館した当時唯一の室内展示場として建築されました。
2階建ての建物内は、性質の異なる3つの空間で構成されています。いわば、当館のシンボル的存在です。
今回はこの建物全体を使用して市橋織江さんの作品を展示します。
さて、14日(土)の初日に向けて、会場設営が始まりました。
本日は設営前の本館ギャラリーを紹介。
まずは1階。屋外作品や箱根の山々が望める開放的な空間です。
奥にある階段を上がって中2階へ。
中庭にはこの建物を設計した彫刻家、井上武吉の作品を展示しています。
やさしい光が室内に入り込みます。
そして、最も大きな展示室となる2階。
室内にいながら外の気配を感じられるように、壁面のスリットから外光を取り入れています。
ちょうど資材が搬入されました。
どのような空間になるのでしょうか?
このブログでは、会場設営の様子などもお伝えしていきます。