ガブリエル・ロアール 幸せをよぶシンフォニー彫刻 1975年
この塔のなかには、外からは想像もつかない華やかな夢の世界が広がっています。どうぞ、階段をあがり、塔のなかにお入りください。ふくろう、鳥、魔法使いの姿もあれば、踊ったり、音楽を奏でたり、パントマイムをしたり・・・、700色のガラスのかけらが外からの光を受け、子供たちの夢の世界を万華鏡のように映し出しています。螺旋階段を登れば、屋上から数々の作品を見おろすことができます。作者のガブリエル・ロアールは、フランスを代表するステンドグラス作家です。鎚でたたいて形をつくったガラスは、通常のステンドグラスの5倍の厚みをもち、外の光を複雑に屈折しながら透過させ、幻想的な輝きを放ちます。