① ワークショップ「歌舞伎に出てくるてぬぐいあれこれ」

歌舞伎の演目の中で「てぬぐい」は、人物の説明や職業の説明などさまざまな意味を持って用いられます。また、歌舞伎役者の衣装やお稽古、日常生活においても、とても身近な存在です。
そんな知るとさらに歌舞伎が楽しくなる「歌舞伎に出てくるてぬぐいあれこれ」を中村橋吾丈に解説していただきます。

② パフォーマンス「世響斯輝伎〜よにひびけカクテルのわざ〜」

歌舞伎座での舞台の傍、歌舞伎の普及と社会貢献を視野に各地で創作歌舞伎を開催。
今回演じていただくのは、世の中の "社会問題に挑むかぶき者" 松ヶ枝虎之助尚秀（まつがえとらのすけなおひで）が、世界中に広がる未曾有の危機に挑み、世の災い、厄災を酒に封じ込め飲み干すという、豪快な歌舞伎の荒事にのっとった、厄落としパフォーマンスです。

出演：中村橋吾（歌舞伎役者）、山﨑徹（附け打ち師）、ゆきがや太鼓（東京都大田区太鼓連盟）

中村 橋吾

歌舞伎役者

屋号 成駒屋 八代目 中村芝翫一門
山形県鶴岡市出身。一般家庭から歌舞伎の世界に入るため、国立劇場第15期歌舞伎俳優研修生となり、平成13年中村橋之助(現・ 中村芝翫)に入門。
歌舞伎座を中心に国内外の劇場で古典歌舞伎から新作歌舞伎まで幅広く活躍。
「現代社会問題に挑む、かぶき者」をテーマに独自に作り出した創作歌舞伎の上演や、持ち前の和に根付いた感性を生かしたモダンアートやプロダクトデザインを手掛ける。
日本伝統の知見や美的感性が支持され、様々なブランドアンバサダーに起用されるなどして、テレビやCM、イベント出演など、活躍の場を広げている。