展示構成

本展では、これまで鋤田が撮影した写真を7つのセクションに分けて展示します。 導入部となる〈Introduction〉の3点の写真。この場所から写真家 鋤田正義の記憶の旅はスタートします。ゲートを巡るごとに、デイヴィッド・ボウイのステージのリアリティ、華やかなファッションの世界、鋤田の心象風景、記憶の残像など、断片を集積するかのように鋤田の旅が続きます。

Area 1 Introduction

展覧会全体の導入部・解説部。
3点の大型モノクロ作品を展示します。

Area 2 Bowie

〈ボウイ オン・ステージ〉のコーナー。
ステージの光とアトラクションの記憶を紹介します。

Area 3 Fashion

「装飾」「流行」「創造されたもの」を〈ファッション〉として捉えます。
鮮やかな色彩と陰影のある作品や実験的な作品から表現します。

Area 4 FLASHBACK

一番大きなスペースのエリアでは、鋤田の心象風景が繰り広げられます。
過去と現在、カラーとモノクロームが交差し、鋤田の心の奥に広がる風景へと誘います。

Area 5 Entertainment

一過的なスペクタルとしての記憶を、作品サイズを大小多様に、音楽的、映画シナリオ的に展示します。

Area 6 TERAYAMA / T-REX / Entertainment (Reprise)

寺山修司の「言葉」によるイメージとシナリオの誘導で、〈寺山修司〉という個性の記憶を想起させます。
また、T-REXやエリア5に収まりきれなかった作品もリプリーズとして展示します。

Area 7 Area 8 Memory

「フラッシュバック」「記憶」「旅」を想起させる作品を展示します。