彫刻の森美術館

環境芸術事業

丸の内ストリートギャラリー


鹿田淳史「コズミック・アーチ’89」
三菱地所株式会社と公益財団法人彫刻の森芸術文化財団は、芸術性豊かな街づくりを目指して、 1972年より丸の内仲通りに彫刻を展示する「丸の内ストリートギャラリー」を実施しています。
2018年11月5日より第42回を開催し、今後、さらに海外からも多くの方が東京を訪れることが期待される中、東京の玄関口である丸の内において、国内外で高い評価を受ける日本人アーティストによる作品を展示しています(一号館広場設置作品除く)。

当財団が所蔵する日本の近代彫刻を代表する水井康雄氏、淀井敏夫氏、長谷京治氏をはじめ、前回の展示に引き続き、草間彌生氏の「われは南瓜」や三沢厚彦氏のAnimalシリーズの新作、加藤泉氏、金氏徹平氏、桑田卓郎氏といった世界で活躍するアーティストが丸の内ストリートギャラリーの為に作品を制作しました。

多機能な街づくりを進めている丸の内では、今後も文化、芸術、歴史の発信機能を強化し、 さらに魅力あふれる街へと成長を続けています。

第42回 丸の内 ストリートギャラリー

展示場所 作品名 作者 出身国 制作年 素材
新東京ビル 無題 加藤 泉 日本 2018 本小松石・着彩
二重橋スクエア われは南瓜 草間 彌生 日本 2014 黒御影石
丸の内パークビル コズミック・アーチ '89 鹿田 淳史 日本 1989 ブロンズプレート (丹銅)
丸の内二丁目ビル つくしんぼう 桑田 卓郎 日本 2018 磁土・顔料・金彩
丸の内二丁目ビル SPIRAL.UQ 木戸 修 日本 2017 ステンレス
丸の内仲通りビル Bird 2014-03B 三沢 厚彦 日本 2018 ブロンズ・着彩
丸ビル Animal 2016-01B 三沢 厚彦 日本 2018 ブロンズ・着彩
丸ビル Hard Boiled Daydream (Sculpture/Spook) #1 金氏 徹平 日本 2018 ステンレス・塩化ビニル系樹脂・塗料
新丸ビル the Garden (屋根裏の庭) 國府 理 日本 2011 鉄、土、植物の種子、その他
信託ビル 風の椅子 長谷 京治 日本 1995 ブロンズ
永楽ビル 石のとびら 水井 康雄 日本 1969 石灰石(ブルゴーニュ産)
永楽ビル ローマの公園 淀井 敏夫 日本 1976 ブロンズ
一号館広場 恋人たち バーナード・メドウズ イギリス 1976 ブロンズ
一号館広場 うずくまる女No.3 エミリオ・グレコ イタリア 1971 ブロンズ
一号館広場 拡散する水 アギュスタン・カルデナス キューバ・フランス 1977 カラーラ産白大理石